精度と品質を追求し、精密加工のプロ集団と自認する株式会社リード技研は、5人の研修生をベトナムから招き技術などを教えている。そのうちのひとりである、トンさんは来日して1年1ヶ月。現在は研磨加工を担当している。「機械や加工が好きで、技術の進んだ日本で技術や知識を勉強したいと思って来ました。仕事でいろんな加工の方法を学べるのがおもしろいです。溝の内側とか細かいところを研磨するのが難しくて、時々間違えることもあります。ベトナムに帰ってからも今の仕事を続けたいです。釣りや写真が好きで、休日には日本人の工場長と2人で釣りに出かける。仕事はもちろん釣りの腕前も確かで、釣り歴30年以上の工場長を負かすほどだとか。