産業バンクかわさき
イベント報告 イベント情報 イベント報告 調査・刊行物 川崎市の商工施策概要 TOP
 


取材報告TOP | 認定製品・技術 プレゼンテーション | 基調講演


目次
◆第9回ブランド製品認定式

川崎ものづくりブランド推進協議会 会長 山田長満氏(川崎商工会議所会頭)挨拶

川崎ものづくりブランドは、市内の製品技術の販路拡大、イメージアップ、産業振興を目的に実施している。今回で9回目となるが、これまでの認定件数は累計72件で、ものづくり日本を支える製品の他、省エネ等、時代の要請にマッチした製品を認定しているのが特徴である。タイトルに「知と技で世界に羽ばたく」とあるように、広く国際産業都市・川崎をピーアールできるものとなっている。

川崎ものづくりブランド推進協議会 特別顧問 阿部孝夫氏(川崎市長)挨拶

これまで、川崎の名産品小売り売上げは他都市比較で2割低かった。また、工業製品も世界水準にありながら、あまり目立たなかった。

一方、東大阪市のものづくりブランドは確立されており、川崎も商業における「Buyかわさきキャンペーン」(※1)と共に、工業製品のブランド認定事業「川崎ものづくりブランド」を立ち上げた。

川崎ものづくりブランドは、回を重ねるごとに認知度も上がり、評価を得るようになっており、特にグリーンイノベーション川崎として、環境関連製品が多く認定されている。これまでも上海で環境関連製品のセールスをしてきたが、工業と環境を両立した大手・中小の技術・製品が沢山あり、現在の中国の環境問題にも充分対応出来るものと考えている。

ものづくりブランド認定製品が「低CO2川崎ブランド」(※2)にも認定されるなど、相互に効果を発揮しており、これが川崎のモデルになりつつある。

今回認定された8件についても川崎発の製品として大いにPRして欲しい。
これら認定製品は、認知度の高い展示会(テクノトランスファーinかわさき(7月)や環境技術展(2月))等でPRをし、支援していく。今後もさらなる研究開発を進め、ナンバーワン、オンリーワン製品としての地位を確立して欲しい。

川崎ものづくりブランドは次回第10回に向け、更にステップアップしていく。企業の皆様には是非国際展開をお願いしたい。

(*1) Buyかわさきキャンペーン
川崎市と川崎商工会議所では、平成14年度から市外に流出している購買力を市域内で循環させ、地域経済の活性化を図るため、市民・産業界等が一体となって地元での調達・買い物など、市内における消費拡大に取り組む「Buyかわさきキャンペーン」を展開している。
(*2) 低CO2川崎ブランド
ライフサイクル全体でCO2削減に貢献する川崎発の製品・技術、サービスを評価し、広く発信することを通して地球温暖化防止を図ると共に、ライフサイクル全体でのCO2削減効果の考え方を普及させることで、市民や企業の環境意識・スキルの向上を図ることを目的、特徴とする認定制度。平成21年度から3年間の試行期間を経て、平成24年度から本格的に実施。川崎市内で研究開発(確立・企画)または製造(提供)されライフサイクル全体でCO2削減に貢献している製品・技術、サービス(以下、製品・技術等)を認定している。
◆認定証及び盾の授与

認定委員長 曽禰純一郎氏(公益財団法人川崎市産業振興財団理事長)による講評

昨年11月にプレゼン質疑審査を行った。
これまで認定した製品と遜色が無いとして8件の製品が認定された。

1. レーザ・ドップラ速度計 (アクト電子(株) )

2. 保水性・透水性・クッション性に優れたウレタン製土壌改良材 (アップコン(株))

3. 出席管理システム「かいけつ出席」 ((株)アルファメディア)

4. 開発設計プロセス革新のための早期“機能実装ツール” ((株)インクス)

5. 業務用グリスフィルター「エイエルフィルター」((株)エイエル工業)

6. 生ゴミ処理機「SOKEN」シリーズ ((株)ソーケン)

7. 自然エネルギー供給対応直流給電LED 照明調光装置「TNPL」シリーズ (東京整流器(株))

8. 省エネ&安心のLED 直管型照明機器「YAMA LIGHT」シリーズ (山勝電子工業(株))

授与及び集合記念写真

▲このページの上
  [Home] BACK
産業バンクかわさき