第18回かわさきロボット競技大会

第18回川崎ロボット競技大会

かわさきロボットとは

  近年、ものづくり基盤技術は経済社会の多様化、産業構造の変化等を受け、ものづくり技術の担い手としてその水準維持及び向上に重要な役割を果たしてきた熟練技能者の高齢化や若年者を中心としたものづくり離れにより、その衰退が懸念されています。 本川崎市は「ものづくり都市」としてこれまで蓄積された、ものづくり基盤技術の発展・活性化を目指し、それを支えている人材が有する技術を継承させるためのシステム作りや積極的な振興をさらに図っていく必要があります。
 当公益財団においても、これまでの実績を踏まえ、ロボット競技大会など様々な事業を通して、「ものづくり都市」を継承・発展させていくための総合的な施策展開を行っていきます。
 そこで青少年のものづくり基盤技術に対する関心と理解を深め、ものづくり基盤技術を支える創造性に富んだ人材の育成を図るため、総合技術的なロボットの製作を通じ、今後の現場で活躍していく上で必要な一連の技術・技能が修得できる場である「ロボット競技大会」を開催致します。

参加者からのメッセージ

○神奈川工科大学ロボット工学研究部 中嶋 有介 氏(13回〜17回参加)
 毎年新しいアイディアが飛び出し、そのたびに驚き、感心いたします。
 今年はどんなアイディアが飛び出すのだろう、どんな凄いロボットが出てくるのだろう、今から楽しみで仕方がありません。
 また、無名の選手が強豪と呼ばれている選手に勝つ。常連、強豪と呼ばれている選手が予選落ちをする。
 そういう波乱が毎年起こるのが、かわさきロボット競技大会の魅力のひとつであると思います。
 無名の選手が優勝してしまう事も十二分にありえます。
 今年はどんな大波乱が待っているのか、そちらも楽しみです。

○葵屋 太田 葵 氏(13回〜17回参加)
 学生からおっさんまで、老若男女が真剣に
 「ぼくのかんがえたさいきょうのろぼっと」を持ち寄り頂点を目指すのが かわさきロボット競技大会。
 通称「かわロボ」です。
 「かわロボ」はものづくりの登竜門であり未経験者や畑違いにも広く門戸を開放している大会です。
 かく言うわたしもソフト屋でね。
 知識や経験が無くとも誰もが参加者になれるのが「かわロボ」の魅力です。
 わからないことがあれば他の参加者に質問すればいいのです。
 恋人のように親身になって相談にのってくれるはずです。
 2011年夏、あなたも自分だけの「ぼくのかんがえたさいきょうのろぼっと」を妄想具現化させてみませんか?

○立命館大学ロボット技術研究会OB 小川 洋一郎 氏(12回〜17回参加)
 私事になりますが、昨年、参加6年目の第17回大会にて初めて決勝トーナメントに進むことができました。
 決して挫折がなかったわけではありません。第16回大会は自信があったにもかかわらず、
 残念な結果に終わり、さらに後輩が先んじて決勝トーナメントに進出し、一人、自信をなくし、落ち込んだこともありました。
 しかし、毎年、必ず新しいアイディアが登場し、強いロボットのタイプが変わっていく様子、また250台ものロボットが集まり、
 熱く盛り上がる大会の雰囲気にひかれ、続けてきました。これが私にとってのかわロボの魅力なのだと思います。
 かわロボを観たことのない方、ぜひ会場へ。
 参加を考えている方、ぜひ選手として自分のアイディアをぶつけ、大会の雰囲気を味わって頂きたいと思います。

昨年の大会の様子

        

        バトル決勝トーナメント               バトル予選トーナメント              ジュニアロボット大会

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問い合わせ先

公益財団法人川崎市産業振興財団 内 (第18回かわさきロボット競技大会実行委員会)
TEL 044−548−4117/FAX 044−548−4151 E-Mail robo18@kawasaki-net.ne.jp