■授業内容
産業界と大学が連携し、開発設計や生産など製造の現場で中核的な役割を果たす統合型実務実践人材を育成するため、産業活動の現場を活用したインターンシップを実施する。座学と実習により、スキル、ノウハウ、最新の知識、および開発現場の安全管理や研究開発のためのプロジェクト遂行の方法などを学ぶ。
なお、履修にあたっては、予め指導教授及び各専攻の運営委員と十分な打ち合わせを行い、受入事業所等が決定し、受入条件等を参考に授業の概要を理解して受講手続きをすること。建築士試験の受験資格要件(大学院における実務経験要件)により履修する者は、別途実施要項を確認すること。
インターンシップの目的を達成できるように、座学で学んだ関連領域における知識の研鑽を日頃より行うことが望ましい。
指導教員および受入企業との事前打合せ
インターンシップ計画書作成
受入事業所等の決定
インターンシップ開始
中間成果報告会
最終成果報告会
インターンシップ終了
報告書および実習日誌提出
成績評価・単位認定
■授業運営
企業等における実習を主とする。実習者は実習内容を日誌としてまとめ、終了後に報告書とともに提出する。実習においては、中間成果報告会、最終成果報告会を行い、いずれも企業側担当者と指導教員が出席するものとする。
■評価方法
実習中の研究等における発表内容・貢献度、実習先による評価および所定の実習報告書提出等により、指導教員が総合的に評価する。
■オフィスアワー
指導教員と企業側担当者が指定する曜日・時間とする。
■到達目標
受講者が、(1)各専門技術分野に関する教育で学んだ一般的な事柄を実習によって身につけること、(2)机上の理論と現実の事象との違いを認識すること、(3)本研修で得た経験を専門知識にフィードバックし、良い技術の創出に結びつけるにはどうしたらよいかを考える能力を獲得すること、(4)企業の研究と大学の研究の違いを知り、企業における研究者に求められる行動や思考方法を身につけることである。
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