第16回かわさきロボット競技大会

第16回大会優勝者 大西 謙治 氏 を訪問してきました。

平成21年8月21日〜23日に行われた「第16回かわさきロボット競技大会」優勝チームキャプテンの、大西 謙治 氏(K314-12式)をチームの作業場所であるモトハウスミネギシを訪れ、今大会にかけた想い等をインタビューしてきました。

  • 日 時 平成21年9月26日
  • 場 所 モトハウスミネギシ

<内 容>

『常にアイディアや刺激をもらっている良い作業場じゃなかったら、勝てなかった。』
Team K-314所属の大西さんは社会人のため、作業場所や練習場所がなかなか見つからなく、『モトハウスミネギシ』や友人宅などを利用してロボットを作製し、大会へ参加している。


◆人数あわせのスタート。

学生時代のクラスメイトでチームを作り、チームの人数合わせで始めたかわロボだったが、ロボット作りを手伝っていくにつれ自然と自分自身も大会に参加をしていた。


◆マシントラブルで負けるのが一番くやしい。

始めの頃は、大会に参加するだけで満足していたが、各大学の文化祭等に参加すると、マシントラブルでぼろぼろに負けてしまい『くやしい』という感情が生まれ、本格的にかわロボにスイッチがはいった。


◆Team K-314だったから、がんばれた。

チームとしてマシントラブルで負けなくなってから、成長したと思う。
毎週末、チームみんなで作るのも、いじるのも、練習もできたから他のチームよりも有利だったかもしれない。
特に今年の6月から大会までは、土曜・日曜はみんなで一緒に作業と練習をした。


◆作業場に恵まれた。

今、作業させてもらっている場所は、『モトハウスミネギシ』(オートレースまで手がけるバイク屋さん)。
社長の息子さんとは趣味を通じた友人で、3年前にお借りしてから定期的に作業をさせてもらっている。
社長さんから、アイディア・刺激・プレッシャーを常に与えられ、勝負の世界も趣味の世界も教わった。
『5年間は苦労しないと勝負の世界では勝てない』と、言われたが、気合いで3年に圧縮した。
本当に、この作業場ではなかったら、勝てなかったかもしれない。


◆1戦ずつの勝利が大事。


参加するからには優勝するつもりで大会に挑んだ。でも、正直どうなるかはわからなかった。
まずは1試合目からしっかり勝つことだけを考えていたら、全部勝っていた。
優勝決定戦が終わった一言目が、「勝っちゃった・・・。どうしよう。」だった。


◆ロボット以上に大事な事。

かわロボの良いところは、ロボットの出来だけではない。
『操縦の腕』『試合中の思考回路』『ピンチを耐える心』これがロボット以上に大事だと思う。
来年も参加したいと思っているが、学生と違って来年はどうなっているか分からない。
とりあえず、予選の1戦目から勝ちたい。1試合ごとを大事にしっかり勝ち進みたい。

 

**来年の大会もしっかりと勝ち続けて、さらなる活躍がとても楽しみです。**



『モトハウスミネギシ』の前で、Team K-314の皆さん。


人が成長していくを見るのは楽しい。と話す、峰岸 清社長。


怪我をしないよう最大の注意をしながらの作業。


作業が出来る場所が限られてるからみんなで交代しながら。


室内は狭いため、路上での作業。


雨が降ったら作業は中止。車が通ると避難。でも真剣。

 

 

 

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財団法人川崎市産業振興財団 内 (第16回かわさきロボット競技大会実行委員会)
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