第19回かわさきロボット競技大会

第19回川崎ロボット競技大会

かわさきロボットとは

  近年、ものづくり基盤技術は経済社会の多様化、産業構造の変化等を受け、ものづくり技術の担い手としてその水準維持及び向上に重要な役割を果たしてきた熟練技能者の高齢化や若年者を中心としたものづくり離れにより、その衰退が懸念されています。 本川崎市は「ものづくり都市」としてこれまで蓄積された、ものづくり基盤技術の発展・活性化を目指し、それを支えている人材が有する技術を継承させるためのシステム作りや積極的な振興をさらに図っていく必要があります。
 当公益財団においても、これまでの実績を踏まえ、ロボット競技大会など様々な事業を通して、「ものづくり都市」を継承・発展させていくための総合的な施策展開を行っていきます。
 そこで青少年のものづくり基盤技術に対する関心と理解を深め、ものづくり基盤技術を支える創造性に富んだ人材の育成を図るため、総合技術的なロボットの製作を通じ、今後の現場で活躍していく上で必要な一連の技術・技能が修得できる場である「ロボット競技大会」を開催致します。

参加者からのメッセージ

○Mろーず(大阪工業大学 機械工学研究部OBちーむ)  井上 弘基 氏(16回〜18回参加)

「かわさきロボット競技大会」に出場したきっかけは大学のサークルでした。
力を合わせて1つのロボットを作る。簡単な様で難しく、試行錯誤の連続でしたが、製作に行き詰れば先輩・友人の助けがありました。
そうする事で自然と技術・仲間の輪が広がっていくのを感じました。
完成まで苦労はしますが、完成した自分のロボットが動く時は感動ものです。
出場する方々はもちろん、観客の方々もフィールドから目が離せなくなるような、熱いバトルが繰り広げられるのが「かわさきロボット競技大会」です!!
今年も「全力全開」!!がんばります!!

 

○中央大学精密機械工学研究部 島野 諒 氏(17回〜18回参加)

かわさきロボット競技大会に設けられたルールはほんの僅かです。その為、実に様々な設計のロボットが存在します。
しかし、どの様な設計のロボットにも長所と短所があり、必ず勝てる最適解は存在しません。一般的なロボコンならば「速ければ強い」等の、わかりやすい法則が存在すると思いますが、かわロボにはそれが無いのです。
そして、相手の短所を突くことができれば誰にでも勝利のチャンスがあります。その短所を突くための奇抜な発想を受け入れる懐の深さを、かわロボは持っているのです。実際、奇想天外なロボットが大会上位に食い込むこともありました。
私はこのかわロボの懐の深さ、自由度の高さのおかげでとても楽しく大会に取り組むことができました。皆さんも是非、この自由奔放なロボコンを体験してみてください。

 

昨年の大会の様子

        

        バトル予選トーナメント             バトル決勝トーナメント              ジュニアロボット大会

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問い合わせ先

公益財団法人川崎市産業振興財団 内 (第19回かわさきロボット競技大会実行委員会)
TEL 044−548−4117/FAX 044−548−4151 E-Mail robo19@kawasaki-net.ne.jp