毎年話題となります「無線トラブル」について、無線トラブル防止の注意点を頂きましたのでご案内いたします。
協力:双葉電子工業株式会社
電波の到達距離(受信機までの距離)が近い場合でも、アンテナはしっかりと伸ばした状態でご使用ください。
2.4GHz送信機のアンテナは27MHz用送信機とは指向性が異なり、アンテナの横方向からの出力が最大となり、先端方向が最小となります。そのため、アンテナを立てるなどしてアンテナの先端が機体(受信機)の方を向かないような状態でご使用ください。
アンテナの折れ、曲がり等は通信不良の原因になりますので、破損した場合は正常なアンテナに交換してご使用ください。
交換用アンテナ(4VWD/4GWD用):\525(税込)
操作中はアンテナを握ったり、金属・カーボン(C-FRP含む)などの導電性のものを触れさせたりしないようご注意ください。
電池の残量メータ(電圧表示)に注意し、常に十分な残量がある状態でご使用ください。
切れ掛かった電池や古くなったバッテリーを使用すると、電源ON直後は十分な残量が表示されるものの、すぐに減ってしまうこともありますのでご注意ください。
アンテナケーブルが金属やカーボン・C-FRPなどの導電性のものに触れると、誤動作の原因となります。市販のアンテナパイプ等を利用し、ロボットの金属フレームに触れさせないようご注意ください。
アンテナ線は小さく巻いたり切り落としたりせず、前述のアンテナパイプ等を利用して立ててご使用ください。金属フレームに巻き付けたりテープで止めたりすると、誤動作の原因となります。
2.4GHz受信機R617FSにはアンテナが2本あり、受信感度の良い方に自動的に切り替えることで常に安定した受信状態を確保しています。
これらのアンテナ(先端の被覆が無い部分)は折り曲げず、真っ直ぐに伸ばしてください。また2本のアンテナがお互い90度の位置に関係になるように配置してください。
(詳細は同製品の取扱説明書参照)
※R607FS・・・大会会場の双葉ブースでのみ販売
受信機のアンテナが金属やカーボン・C-FRP等の導電体で覆われていると、感度が低下します。アンテナはできるだけそれらの外側に出るように配置してください。
受信機本体およびアンテナ線は、ノイズ源となるモータ、アンプ、サーボなどからなるべく遠ざけるように配置してください。
送受信機のクリスタルは衝撃で壊れることがあるので、試合前後の受け渡しは手渡しで行い、投げたり落としたりしないようご注意下さい。
送受信機の電源を入れるときは、必ず送信機の電源を入れてから受信機の電源を入れてください。また電源を切るときは、先に受信機の電源を切ってから送信機の電源を切ってください。
大会会場に持参する前に、送受信機を使用しての動作確認を十分に行ってください。
以上を参考に、安全なロボット製作を心がけてください。