かわさきロボット競技大会とは
近年、ものづくり基盤技術は、産業構造の変化や熟練技能者の高齢化、また、若年者のものづくり離れが進み、その衰退が懸念されています。
このため、当財団では、平成6年度から青少年のものづくりに対する関心と理解を深め、これを支える創造性に富んだ人材の育成を図るため「かわさきロボット競技大会」を開催してまいりました。
本大会も今年度で27年目を迎えますが、引き続き、ものづくり都市「川崎」に蓄積された技術や人材をさらに発展・継承させるため、“ 若者のものづくり登竜門” として、総合技術的なロボットの製作を通じ具体的なものづくりを体験する場を提供し、次世代産業を担う技術者の育成、技術力の向上を図ります。
参加者からのメッセージ
所属 芝浦工業大学SRDC
岡野 瑛飛(第26回大会参加 優勝チームキャプテン)
かわさきロボットへの思い、という事で私がかわロボを通して感じた魅力を挙げます。一番は競技を通してものづくりを楽しめる点です。バトルロボットという事で必ず対戦相手の事を想定するため、自分だけでは設計が帰結しません。ロボットを作り、動かし、戦って、そこから更に改修して、とやればやる程改善点が見つかり、そこで自分で考え作ったモノが上手くいった時の楽しさは他では中々味わえないと思います。
次に、競技としての楽しさです。派手な動きが多く試合をするのも見るのも楽しめます。中でも設計も操縦も上手い人の試合は学ぶ事が多く見ていて非常に楽しいです。
こういった魅力をかわロボを通して今後も多くの人に知って欲しいです。