かわさきロボットとは
近年、ものづくり基盤技術は経済社会の多様化、産業構造の変化等を受け、ものづくり技術の担い手としてその水準維持及び向上に重要な役割を果たしてきた熟練技能者の高齢化や若年者を中心としたものづくり離れにより、その衰退が懸念されています。 本川崎市は「ものづくり都市」としてこれまで蓄積された、ものづくり基盤技術の発展・活性化を目指し、それを支えている人材が有する技術を継承させるためのシステム作りや積極的な振興をさらに図っていく必要があります。当財団においても、これまでの実績を踏まえ、ロボット競技大会など様々な事業を通して、「ものづくり都市」を継承・発展させていくための総合的な施策展開を行っていきます。
そこで青少年のものづくり基盤技術に対する関心と理解を深め、ものづくり基盤技術を支える創造性に富んだ人材の育成を図るため、総合技術的なロボットの製作を通じ、今後の現場で活躍していく上で必要な一連の技術・技能が修得できる場である「ロボット競技大会」を開催致します。
参加者からのメッセージ
○株式会社 日の出製作所 三平 大朗 氏(第16回参加)
企業が成長できる貴重な大会。それがかわさきロボット大会。
日の出製作所は前回大会に初出場しました。
チームのメンバーは私を含めすべて新入社員。加工にも慣れておらず、見るもの、することすべてが初めてでした。
一企業としてかわロボに出場することで会社全体が一丸となりました。加工技術も上達しますし、なによりかわロボのおもしろさや楽しさ が実感できました。
川崎の企業の参加が非常に少ないのが現状です。企業にとってここまでのメリットがあるかわロボに是非川崎に企業の皆さん参加して みませんか。
新入社員の私たちはかわロボの楽しさに、また、製造業の楽しさを知ることができたいい機会となりました。
この経験を川崎の企業の皆さんに体験していただきたいです。そしてかわロボを通して会社全体の底上げになっていけばいいと思いま す。私たちと一緒に川崎の企業でかわロボを盛り上げて行きましょう。
○芝浦工業大学 SRDC 中山 大輔 氏(第13回〜16回参加)
かわさきロボット。それは、全国の個性あふれるロボットによる異種格闘技戦。
社会人も学生も同じフィールドで競い合い、自分の技術、情熱をぶつけ合う場である。
どうすれば勝てるのか?自分に足りないものは何か?常に自分へ問いかけ、多くの参加者と交流し、自分の成長へ繋ぐことが出来る 場でもある。是非、皆さんも自分だけのロボットを創り、共に成長していきましょう!
○メディエックステック梶i東京電機大学OB)山田 大介 氏(第6回〜16回参加)
最近のロボットコンテストでは、パワーが強いとか、スピードが速いとか勝つパターンが決まっていることが多いです。
かわさきロボットが違うのは勝つパターンが明確になっておらず新しいアイデアを考案し、実行することで勝ちを狙いに行けることです。
これまでにも何度か、それまで見なかった画期的なアイデアのロボットが上位に進むことがありました。
まだ見ないアイデアを探して挑戦できる可能性がある楽しいロボットコンテストだと思います
昨年の大会の様子
バトル決勝トーナメント バトル予選トーナメント ジュニアロボット大会
問い合わせ先
財団法人川崎市産業振興財団 内 (第17回かわさきロボット競技大会実行委員会)
TEL 044−548−4117/FAX 044−548−4151
E-Mail robo17@kawasaki-net.ne.jp